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奥羽本線 院内駅と、駅近温泉「ほっと館」

駅近
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奥羽本線 院内駅は、山形新幹線の終点「新庄駅」と、秋田新幹線「大曲駅」との、ちょうど中間にある駅です。

新庄駅までは約45km、大曲駅までは約50kmの距離にあります。

湯沢市院内(いんない)にあり、秋田県の最南端の駅です。

新庄方面のとなり駅は、難読駅で有名な「及位(のぞき)駅」で、山形県になります。

今回は、このJR奥羽本線 院内駅と、院内駅のすぐ近くにある湯沢市営の日帰り温泉施設「ほっと館」を訪問してきたので紹介します!

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折り返し駅ともなっている院内駅

ここ院内駅は、秋田県最南端の駅であるとともに、秋田方面から来る電車の折り返し駅ともなっています。

朝と夜に院内駅で折り返して行く電車があります。

奥羽本線 秋田〜新庄間の列車は、秋田〜湯沢間の列車はデータイムおおむね下りと上りがそれぞれ1時間に1本程度の運行が確保されていますが、湯沢駅を越えて新庄駅まで行く電車は、データイムおおむね2時間に1本程度の運行となっています。

そのため、湯沢〜新庄間にある院内駅を発着する列車は、下りも上りもデータイムは2時間に1本程度の運行となっていて、新庄駅発着の山形新幹線「つばさ」に接続するための電車しか運行されていないと言える運行ダイヤとなっています。

院内駅の駅舎のなかです。

駅の入り口から、ホームの方を見た写真。

奥の扉の向こうはホームです。

院内駅は無人駅で、駅係員はいませんが、2009年(平成21年)まで、簡易委託駅として切符の販売のみをおこなう窓口がありました。

右手の方に、かつての切符販売窓口があります。

ホーム側から駅の入り口側を見た写真です。

ホームに出て、駅の構内を見た写真です。

運行本数と乗降客は少ないですが、折り返し駅となっているため、駅構内は広いです。

1番線が秋田方面行きのホーム、
2番線が新庄行きのホーム、
3番線が秋田方面への折り返し電車のホームとなっています。

冬は豪雪となる地域のため、除雪用車両の基地ともなっているようです。

冬に活躍したであろうユニオン建設の除雪用車両が留置されていました。

院内駅のすぐうしろは、国道13号線が走っています。

そして、国道13号線のさらにうしろには、東北中央自動車道の高架橋が見えます。

「院内」は、東洋一の大銀山と言われた院内銀山で栄えた町

院内駅のある湯沢市院内は、かつて鉱山の町として栄えた町で、「東洋一」の大銀山と言われた「院内銀山」で栄えた町です。

院内銀山は東洋一と言われただけあり、銀の年間産出量日本一を何度も記録している銀山でした。

院内の町も、最盛期には、鉱山で働く人とその家族で、県都の秋田市よりも人口が多かったと言われています。

しかし、明治末期に国際情勢の変化により銀の価格が大暴落したため、鉱山の経営が悪化し、大正年間に規模を大きく縮小し、1954年(昭和29年)に閉山となりました。

院内駅には、資料館「院内銀山異人館」が併設

JR院内駅には、「東洋一」とうたわれた院内銀山の様子を今に伝える資料館「院内銀山異人館」が併設されています。

この院内駅の駅舎は、かつて院内銀山に技術者として招かれ、鉱山技師として仕事をしていたドイツ人技師の住宅を模してつくられています。

そのため、資料館には「院内銀山異人館」の名称が付けられています。

平成元年に旧駅舎から建て替えられました。

駅舎の右側が「院内銀山異人館」の入口になります。

入口を入ると、「受付はこちらです」の案内があります!

案内に従って左側の部屋に入ります。

受付のある部屋です。

ここで受付をして、入館料を支払います。

入館料は次のようになっています。

個人団体(20名以上)
大人320円200円
子供210円150円

そして、「院内銀山異人館」のミュージアムは階段を上って2階になります。

残念ながら、2階のミュージアムは撮影禁止となっているので、写真で紹介することはできませんが、貴重な資料がたくさん展示されていました!

2階にあるミュージアムの写真を紹介することはできませんが、1階の受付のある部屋にも何点か院内銀山に関する資料が展示されていたのでご紹介します。

天保期の院内銀山の様子を現した絵図。

当時の院内銀山の様子を現した模型。

2階のミュージアムには、本格的に貴重な資料がたくさん展示されています!

ぜひ、ご見学ください!

院内駅から徒歩3分!日帰り温泉「ほっと館」

院内駅を出て、駅前の風景です。

かつては、東洋一の銀山として栄えた町ですが、現在は静かな県境の町となっています。

ちなみに、町の中心部は、駅からもう少し離れた場所のようです。

駅のすぐ前に、無料貸し自転車なるものがありました!

そして、駅を背にして右手の方に 湯沢市で運営している日帰り温泉施設ほっと館」が見えます!

「ほっと館」までは、院内駅から徒歩3分ほどです。

これが「ほっと館」です。

正式名称は、リフレッシュ交流センター「ほっと館」です。

駅から徒歩3分という場所にあるので、鉄道での旅の途中、日帰り温泉に入りたいときに良いかもしれません!

貸しタオルもあるので、手ぶらでも立ち寄れます!

そして、無料の大広間があるので、休憩もできます。

18キッパーの方たちにオススメです!

年中無休で、営業時間は、
5:00~22:00となっています。

入浴料は、

大人 450円
小学生250円

です。

お風呂場には、遠赤サウナや水風呂、ジェットバスなどもあります。

日帰り温泉施設なので、宿泊施設はありませんが、小部屋を1時間500円で借りることができます。

プライベートを確保して、ゆっくり休憩することができます。

奥羽路の旅の途中、かつて東洋一の銀山として栄えた「院内」の町に途中下車し、「ほっと館」の温泉につかってみてはいかがでしょうか!

以上、奥羽本線 院内駅と駅近温泉「ほっと館」でした!

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