JR秋田支社で配布している駅カードの第2弾として、2020年10月17日から配布が開始された駅カードのなかのひとつ!
『湯沢駅カード』
今回は、奥羽本線 湯沢駅に行き、駅カードを入手してきたので、ご紹介します!
駅カードとは!
「駅カード」とは、JR東日本の駅で配布しているコレクションカードです。
カードの片面には列車のイラストなどがデザインされていて、もう片面には駅の情報などが記載されています。
国土交通省などのダムで配布している「ダムカード」のように、その場所を訪れることによって入手できるカードです。
駅カードを入手するためには、その駅を訪れる必要があり、その駅を訪れた記念や証明となるカードと言えます。
また、駅カードを入手することを目的に、その駅を訪れること自体を楽しむカードとも言えます。
そして、カードを集めてコレクションすることも、駅カードの楽しみ方のひとつです。
カードのサイズは、一般的なトレーディングカードなどと同じサイズとなっています。
カードのデザインは、イラストレーターでデザイナーの「ばーみりをん」さんが担当しています。
湯沢駅は、こんな駅!
JR湯沢駅は、秋田県湯沢市にある奥羽本線の駅です。
駅業務が、JR東日本東北総合サービスに委託されている有人駅です。
話せる指定席券売機が設置されていて、指定席券を購入することができます。
山形新幹線の終点・新庄駅と、秋田新幹線 大曲駅に挟まれた区間にあり、
新庄駅まで
距離:61.8キロ
所要:約1時間
大曲駅まで
距離:36.6キロ
所要:約40分
の位置関係になります。
この駅を境に、東京までのアクセスに山形新幹線を利用するか、秋田新幹線を利用するかが分かれる傾向にあります。
また、湯沢~大曲間にある横手駅で北上線に乗り換えて、北上駅から東北新幹線を利用する方もいるようなので、3パターンに分かれる傾向にあるようです。
湯沢駅の駅舎ですが、2015年(平成27年)に現在の橋上駅舎に建て替えられました。
それに伴って、新たに西口が開設されています。
なお、1973年(昭和48年)まで、湯沢駅から雄勝鉄道という地方私鉄が分岐していました。
雄勝鉄道に関しては、当ブログに関連記事がありますので、良かったらご覧ください!
湯沢駅カードのデザインは、583系「急行 津軽」と犬っこ祭り!
表面
こちらが、奥羽本線 湯沢駅の駅カードです!
表面のデザインは、583系電車の「急行 津軽」と、湯沢を代表する冬まつり「犬っこ祭り」です。
583系は、日本で初めて、電車の寝台車として開発された車両です。
寝台車といえば、そのほとんどは機関車に牽引される客車(動力を持たない車両)で、車両そのものに動力を持つ寝台車としては、583系電車が初めての車両でした。
また、583系電車の座席は、通常はふつうの座席で、寝台として使うときは座席を引き出して寝台に変えることができるので、座席モードを利用して特急列車や急行列車として運用することもできるし、寝台列車としても運用できる、とてもオールマイティーな車両でした。
現在は、残念ながら583系の現存する車両はありません。
「急行 津軽」は、かつて上野から青森までを奥羽本線経由で運行された夜行の急行列車です。
その起源は、1922年(大正11年)に運行が開始された列車で、1998年(平成10年)1月まで約76年間にもわたり、東北本線・奥羽本線経由で上野~青森間を結ぶ夜行急行列車として運行された名列車です!
湯沢駅にも停車していました!
「急行 津軽」に関しては、当ブログにも記事がありますので、良かったらご覧ください!
そして、583系と共にデザインされている「犬っこ祭り」は、湯沢市を代表する小正月行事です。毎年2月の第2土曜・日曜に開催されます。
「犬っこ祭り」は、雪のお堂と犬の雪像をつくって飾るという湯沢の民族行事です。起源は400年ほど前の江戸時代にあり、歴史ある伝統行事となっています。
毎年多くの観光客が訪れます。
「犬っこ祭り」についての詳しい情報は、こちらをご覧ください!
当ブログに「犬っこ祭り」についての記事もあります。良かったら、ご覧ください!
裏面
裏面は、湯沢駅の東口駅舎の写真と、駅のデータが記載されています。
カードに載っている写真は、2015年に建て替えられた湯沢駅舎です。
この建て替えによって、湯沢駅は橋上駅となり、西口も整備されています。
湯沢駅へのアクセス
【秋田新幹線】
大曲駅から奥羽本線 上り電車に乗り換えて約40分
【山形新幹線】
新庄駅から奥羽本線 下り電車に乗り換えて約1時間
以上、奥羽本線 湯沢駅の駅カードでした!
みなさまも、ぜひ湯沢駅カードをゲットしにJR湯沢駅を訪れてみてはいかがでしょうか!
(^^♪
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