秋田県羽後町西馬音内(にしもない)で 毎年8月16日~18日に行われまる「西馬音内盆踊り」は、日本三大盆踊りのひとつになっています。
「西馬音内盆踊り」は、開催期間である3日間のあいだ、夕暮れから深夜にかけて行われ、一晩に1,000人を超す踊り手が繰り出し、優雅で美しく幻想的な盆踊りが展開されます。
また、「西馬音内盆踊り」は、昭和56年、盆踊りというジャンルでは初めての重要無形民俗文化財に指定されています。
その「西馬音内盆踊り」の活動拠点・観光拠点となる施設が『西馬音内盆踊り会館』です。
この『西馬音内盆踊り会館』は、西馬音内盆踊りが開催される通りに面した場所にあります。
今回は、『西馬音内盆踊り会館』を見学してきたので、ご紹介します!
まず、盆踊り会館は入場無料です。
盆踊り会館に入ると、初めに「盆踊り展示ホール」があります。
ここには、
「盆踊り人形」の展示
「端縫い衣装」の展示
西馬音内盆踊りを紹介する映像が流れるモニターなどがあります。
その他、お土産品や盆踊りグッズなどの販売コーナーがあります。
こちらが、「西馬音内盆踊り」の様子を伝える「盆踊り人形」です!
「西馬音内盆踊り」の様子が再現されています。
踊りの所作や衣装の柄なども再現されていて、「西馬音内盆踊り」の雰囲気が伝わってきます!
これは、「西馬音内盆踊り」のときに、踊り手が着る端縫い衣装です。
端縫い衣装には様々な柄があって、1階の展示室には4点の端縫い衣装が展示されています。
1階には、「西馬音内盆踊り」の写真も何点か展示されていました。
2階は「盆踊り伝承室」で、ここにも端縫い衣装が飾られています。
「端縫い」とは、複数の布を縫い合わせて作った衣装で、西馬音内盆踊り特有の衣装だそうです。
ここの盆踊り伝承室の畳の縁ですが、盆踊りの刺繡がされていました!
かわいい!
(^^♪
盆踊りの「押し絵」も飾られています。
これは、盆踊りの衣装と同じ古布を使った伝統の「押し絵」だそうです。
この被り笠が、西馬音内盆踊りで、踊り子が被る「編み笠」です。
日本三大盆踊りのひとつ「西馬音内盆踊り」は、8月16日~18日に開催されますが、開催期間に限らず『西馬音内盆踊り会館』では、その雰囲気を感じることができます!
また、『西馬音内盆踊り会館』では、毎月第2土曜日(8月のみ第1日曜日)に定期公演を行っています。
なお、観覧を希望する方は事前予約が必要です。
「西馬音内盆踊り」の観光拠点『西馬音内盆踊り会館』
ぜひ、ご訪問ください!
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