【※「とれいゆ つばさ」の運行は終了しています。かつて運行していた列車ということで記事をお読みください】
山形新幹線を走る「乗って楽しい列車」
「とれいゆ つばさ」
今日は、山形駅から新庄駅までと短い区間ですが、親子で「とれいゆ つばさ」に初乗車してきました!
乗車駅は、ここ山形駅からです。
山形駅は、山形新幹線・奥羽本線・仙山線・左沢線が乗り入れるターミナル駅です。
1992年(平成4年)山形新幹線 福島~山形間の開業時に現在の橋上駅舎に建て替えられています。
山形駅で写真を撮ることができなかったので、新庄駅到着時の写真ですが、これが「とれいゆ つばさ」です!
E3系 新幹線電車を改造してつくられた車両です。
個人的に、「つばさ」よりも「とれいゆ つばさ」のデザインが好きです!
「とれいゆ つばさ」の座席ですが、2種類あり、11号車が元グリーン車の座席をそのまま利用したリクライニングシートの座席、12号車~14号車が「お座敷シート」という座席となっています。
今回、わたしは「お座敷シート」の席を取りました!
車内に入ると、シックで落ち着いた「和モダン」な雰囲気です。
シートは、畳に座布団が置かれ、まさにお座敷です!
ひとつのボックスごとに、大きなテーブルがあり、温泉旅館のお部屋に来たみたいです!
(*^▽^*)
お弁当を食べるときなど、とてもありがたいです。
背もたれは、山形の「紅花」をイメージした赤い色。
座布団は、「天童将棋駒」をイメージした座布団です。
乗車した時間が、ちょうどお昼時の時間。
アテンダントさんが車内販売に来たので、お弁当を買いました。
米沢名物
牛丼弁当
「牛肉どまん中」
これ!
めっちゃうまいんです!
(≧▽≦)
なかは、このようになっています!
わたし、このお弁当、大好きなんです!
本当においしいので、みなさんも機会があれば、ぜひご賞味ください!
「牛肉どまん中」を食べて大満足し、わずかな乗車時間ではありますが、せっかくなので車内見学に向かいました。
この「とれいゆ つばさ」ですが、最大の特徴といえば、やはり!
「足湯」
です。
新幹線の車内に、なんと「足湯」があるんです!
「温泉新幹線」の異名を持つ山形新幹線を走る「乗って楽しい列車」ならではのサービス設備です!
この「足湯」は、JRの旅行商品を購入して「とれいゆ つばさ」を利用した方は、追加料金350円で利用できます。
ただし、利用時間の指定があり、時間も15分間と決められているようです。
時間の制限はありますが、新幹線車内の「足湯」という特別感と、山形新幹線の車窓を眺めながらの足湯はサイコーですね!
そして、JRの旅行商品を購入した場合ではなく、通常の乗車であっても、その日の状況次第で「足湯」を利用できるそうです。
当日利用の場合の料金は、380円でオリジナルタオル付きだそうです。
「足湯」車両は、16号車になるので、この下り「とれいゆ つばさ」の場合は先頭車両になります。
先頭車両に向かって車内を歩いて行きます。
14号車までの「お座敷シート」車両を過ぎ、15号車に入ると、そこは「湯上りラウンジ」という車両です。
畳のお座敷とテーブルがあり、自由にくつろぐことができます!
また、バーカウンターも設置されていて、山形の地酒や、山形の特産品であるフルーツを使ったジュースなどが販売されています。
ちなみに、カウンターの色も紅花色でした!
そして、次の車両が16号車の
「足湯」車両。
「足湯」車両には、入口に「湯守アテンダント」というアテンダントさんがいて、案内してくれます。
「湯守アテンダント」さん、息子くんにE3系「つばさ」のカードをくれました!
J-Creationのアテンダントさん、ありがとうございました!
それでは、「とれいゆ つばさ」の『足湯』車両です。
車内に入ると、「足湯」と通路のあいだに仕切りがあります。
「足湯」は、2つあります。
福島方の「足湯」は、下り列車で進行方向左側に付いています。
新庄方の「足湯」は、下り列車で進行方向右側に付いています。
「足湯」のあるスペースと通路とには、一段段差があり、「足湯」スペースは土足厳禁です。
靴をぬいで上がります。
足湯の湯船も、紅花の赤色で、とても上品なデザインでした!
そして、「足湯」車両の出入口付近には、「足湯」を利用する際に、着替えが必要な方のため、更衣室も設置されています。
新幹線の車内で、車窓を眺めながらの「足湯」
こんな特別な体験は、「とれいゆ つばさ」でしかできません!!
史上初の足湯新幹線は、居心地の良い車内と、特別な体験、くつろぎの時間を提供してくれる新幹線でした!
列車は、大石田に到着。
次は、終点の新庄。
はやいです!
そして、「とれいゆ つばさ」は、終点の新庄に到着!
東北デスティネーションキャンペーンのラッピングがされています!
約10分後、陸羽東線を快走してきた「快速 湯けむり」も到着し、「とれいゆ つばさ」とコラボ!
当ブログに「快速 湯けむり号」の記事もありますので、良かったらご覧ください!
「とれいゆ つばさ」のあとを追ってきた「つばさ131号」ともコラボ!
「とれいゆ つばさ」の初乗車は、山形~新庄間と短い区間でしたが、とても居心地の良い楽しい列車でした!
次回は、ぜひとも福島~新庄間の全区間を乗車してみたいです!
みなさんも、史上初の足湯新幹線に、ぜひ乗車してみてください!