『ジパング平泉号』は、2011年(平成23年)に世界遺産に登録された「平泉」への観光列車として、2012年(平成24年)4月1日 から運行が開始された「のって楽しい列車」です。
長年運行されてきた『ジパング平泉号』ですが、2021年9月26日の運行でラストランを迎えます!
そして、10月10日の団体列車で、車両としての運行もラストランを迎えます。
今回は、ラストランを迎える『ジパング』をご紹介します!
運行区間
東北本線 盛岡~(平泉)~一ノ関を運行しています。
車両
485系電車をタネ車として改造された車両で、4両編成です。

外観のデザインは、黒を基調とした落ち着きあるデザインです。
1号車【クハ485−704】

1号車は、展望車になっています!

車体側面の『ジパング』のロゴ。

運転室のすぐうしろは、展望室になっています。
自由に座って前面展望できる座席が8席分設けられています。

客室の座席は、窓に対して水平に取り付けられていて、特徴ある車内になっています。
沿線の風景をスクリーンのように楽しめます!

デッキ部分には、両側にモニターが6台設けられていて、世界遺産「平泉」と岩手県をPRする映像が流れています。
2号車【モハ485−3014】

2号車は、モーターの付いている電動車[モハ485-3014]です。
外観の形は、タネ車の485系そのままです!
屋根上のベンチレーターが、485系って感じでイイです!

車体の車番。

車内も485系そのままです。
3号車【モハ484−3014】
3号車も2号車と同じで、外観の形は485系そのままです。
モーター付きの電動車です。

車体の車番。

この車内も485系の面影をそのまま残しています。
4号車【クハ484−704】

4号車も1号車と同じで展望車になっています。

1号車と同じく、デッキ部分には6台のモニターがあり、「平泉」と岩手県をPRする映像が流れています。


客室内も1号車と同じで、窓に対して平行に座席が取り付けられている特徴的な座席配置になっています。

テーブルも広くて、お弁当などを食べるときは便利です!


運転室のすぐうしろは、展望室です!
前面展望が楽しめます!
『ジパング』のラストラン!
『ジパング』は、一般のお客さまを乗せて運行する臨時快速列車としての通常運行を2021年9月26日の運行でラストランを迎え、2021年10月10日の団体臨時列車「ありがとうジパング」で、車両として本当に最後のラストランを迎えます。
在来線特急型車両の名車、485系をタネ車として改造された『ジパング』は、貴重な車両でした。
引退するのは残念ですが、世界遺産「平泉」と岩手県をPRする一躍を担ってきた『ジパング』に敬意を表したいとおもいます!
ありがとう!
『ジパング』

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