こんにちわ!
irukaです!
(^^♪
今回わたしは、岩手県西和賀町にある「道の駅 錦秋湖」を訪問してきました!
「道の駅 錦秋湖」からは、目の前に絶景の湖
「錦秋湖」
が見えます!
そして、道の駅近くの「錦秋湖」の湖底には、かつて「大荒沢駅」という鉄道の駅があったそうです。
「大荒沢駅」は、湯田ダム建設によって、湖の底に沈んでしまった駅です。
今回は、「道の駅 錦秋湖」と「大荒沢駅」について、ご紹介したいと思います!
道の駅 錦秋湖について
「道の駅 錦秋湖」は、岩手県西和賀町の国道107号線沿いにあります。
国道107号線は、太平洋に面した岩手県大船渡市から北上市・西和賀町・秋田県横手市を通って、日本海に面した由利本荘市に至る国道です。
「錦秋湖」とは、湯田ダムの建設によってできたダム湖で、春の新緑や秋の紅葉の時期には湖と木々の綺麗な景色が広がる湖です。
そして、その景色は絶景です!
「錦秋湖」は、東西に長い湖であるため、西和賀町を東西に走る国道107号線や、並走するJR北上線の車窓から、湖の絶景を望むことができます。
「道の駅 錦秋湖」には、西和賀町のお土産品や特産物が売られている売店と、レストランがあります。
レストランでは『湯田ダムカレー』を食べることもできます!
『湯田ダムカレー』は、
一日限定20食です!
(*^▽^*)
ダムに沈んだ横黒線(現:北上線)大荒沢駅
「道の駅 錦秋湖」の近くには、かつて横黒線「大荒沢駅」という駅が存在しました。
湯田ダムの建設により、横黒線の一部がダムに沈むこととなり、横黒線のルートが現在の北上線 ゆだ錦秋湖〜和賀仙人間のルートに変更されることになりました。
そして、ダムに沈むこととなった区間にあった駅が「大荒沢駅」です。
上の写真が大荒沢駅を空撮した写真です。
「道の駅 錦秋湖」のなかにあり、道の駅に立ち寄った人は誰でも見ることができます。
実物はダムに沈んだ場所全体を撮った写真で、もっと大きいです。
ここでは大荒沢駅の周辺のみを載せてあります。
写真を見ると、大荒沢駅には国鉄官舎や保線区などもあったようで、それなりに大きな駅だったのではないかと推測されます。
横黒線(おうこくせん)とは、現在の北上線の旧路線名で、横黒線の「横」は奥羽本線 横手駅の「横」で、「黒」は東北本線 黒沢尻駅の「黒」です。
黒沢尻駅は、現在の北上駅の旧駅名です。
横手と黒沢尻を結ぶ路線なので、横黒線と名付けられました。
なお、黒沢尻駅は、1954年(昭和29年)に北上駅に改称されました。
また、横黒線は、昭和41年に横黒線から北上線に名称変更されています。
横黒線(現:北上線)旧線跡の遺構
錦秋湖の水位が低いときには、「道の駅 錦秋湖」から107号線を横手方面に1.5キロほど進んだ場所から横黒線(現:北上線)の旧線跡の遺構を見ることができます。
この日はちょうど、湖の水位が低くなって、旧線跡のスノーシェッドが現れてきています!
こちらは、旧線跡のトンネルの出入口が現れています!
拡大してみます。
トンネルだったということが、ちゃんとわかりますね!
こちら側の出入口は、トンネルだったことがハッキリわかります!
拡大すると、トンネル出入口に橋台が確認できます。
トンネルを出てすぐガーダー橋があったことがわかります!
このように、錦秋湖の水位が低いときには、旧線跡のスノーシェッド・トンネル・橋台などのコンクリート構造物の遺構が確認できます。
「道の駅 錦秋湖」を訪れると、過去に人間が作った鉄道の遺構と、現在運用されている巨大なダム、そして絶景の湖を見ることができます!
そして、旧線の遺構が見える場所から少し横手方に行くと、有名な撮影スポットの鉄橋もあります!
道の駅 錦秋湖へのアクセス
北上方面からは、秋田自動車道を北上西ICで降り、国道107号線に出て、横手方面に約11km、車で約15分ほど。
横手方面からは、秋田自動車道を湯田ICで降りて、国道107号線を北上方面に約14km、車で約16分ほどです。
ぜひ、絶景の錦秋湖と横黒線の遺構を見に「道の駅 錦秋湖」を訪れてみてはいかがでしょうか!
湯田温泉峡には、個性豊かな温泉もたくさんあります!
(^^♪
おすすめです!
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