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【ブックレビュー】『そして、バトンは渡された』は、読み終えると、心が温かな感動に包まれる!

レビュー
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この作品は、「瀬尾まいこ」さんによる小説です。

2018年に「紀伊國屋書店・キノベス!2019」で大賞
2019年、「本屋大賞」、TBS『大様のブランチ』ブランチBOOK大賞
を受賞しています。

2021年10月時点で、累計発行部数110万部を突破しています!

また、2021年10月29日には映画が公開されています。

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この作品のあらすじ

幼いころに実の母親を亡くし、実の父とも海外赴任を機に離れ離れになった優子は、大人の事情によって、血のつながらない親が何度も入れ替わる人生を送ってきた。

そのため、学校の先生など、周りの人たちからは、大変な境遇にあると心配される。

しかし、当の本人はまったく大変な境遇だとか、不幸だとかと思うことはなかった。

その理由は、何人もいる血のつながらない親たちが、みんな愛情をもって育ててくれたから。

そんな優子が結婚を決めたとき、現在の親である森宮さんは、優子の最後の親として何を感じるのか。

この作品を読んだ感想

この作品に登場する優子に関わる大人すべてが、「利他の精神」を持つ人々です。

すべての大人が、この作品に登場する優子に関わる人たちのように「利他の精神」を持って生きれば、世の中は素晴らしいものになるだろうと思います。

なので私は、この作品を多くの大人に読んでほしい。

それが、私がこの作品を読んで感じた、端的な感想です。


「利他の精神」とは、簡単に言うと『自分以外の人の幸せのために行動する心』です。

自己主義となりがちな私たちですが、自分のことだけではなく、他人のために愛を持って行動すると、自分のまわりの世界がすべて幸せになり、自分にも幸せが訪れるということを、この作品から感じました。

みなさんも、ぜひ御一読ください!

また、この作品は、マンガ化もされていますので、「マンガが好き!」という方は、マンガ版で読むこともできます!

ちなみに、わたしは原作の小説とマンガ版の両方を読みましたが、わたし個人的には原作の小説の方が良かったな!と思います。


以上、irukaのブックレビューでした!
(^^♪

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